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平成29年度桑折町表彰式

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年11月20日更新

桑折町表彰式式辞

 本日ここに、来賓各位のご臨席を賜り、平成二十九年度桑折町表彰式を挙行できますことは、誠に喜びに堪えないところであります。
 本日表彰されます皆様方は、地方自治や社会福祉、環境美化などの分野において、いずれも永年にわたりご貢献され、いわば町民の鑑ともいうべき方々や、町振興のため、あるいは、「がんばるふるさと・桑折応援寄附金」による多額金員の寄附により、各種事業の推進にご貢献され、その功績が顕著な方々でございます。
 皆様方の献身的なご努力とご労苦、そして善意に対し、心から深く敬意を表するとともに、あらためて御礼申し上げる次第であります。
 さて、国難というべき東日本大震災及び東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故から、六年八カ月が経過いたしました。この間、本町においては、他に先駆けて住宅除染を完了するとともに、災害公営住宅や屋内温水プール・多目的スタジオ「イコーゼ!」の整備など、町民の皆様とともに一丸となって、一歩一歩、着実に復旧・復興の歩みを進めてまいりました。
 昨年十二月には、町民の皆様と共に「復旧・復興」から「創生」へ歩みを進めるため、新しい総合計画「献上桃の郷こおり創生プラン」を策定し、「みんなとつながり みんなが活躍できる 安心のまち桑折」の実現に向け、「魅力的で活力ある地域社会の創生」など4本の柱を基本方針に据えて、「攻め」の姿勢で各種事業に取り組んでおります。
 その一部をご紹介いたします。
 はじめに、本町の基幹産業である農業につきましては、今年も町特産の「あかつき」を二十四年連続で天皇家・宮家に献上いたしましたほか、農林水産省などの中央省庁や米国大使館等からも高い評価をいただきました。まさに、本町の誇りであり、生産者や関係者にとりましても、大きな喜びと同時に心強い励みとなりました。
 また、町特産の桃を使用した六次化商品、「桃ソルベ」や「至福の桃グミ」を相次いで開発、販売を開始いたしましたところ、それぞれ「献上桃の郷」の名に相応しい出来栄えで、各所で好評を博し、本町の知名度向上に大きく貢献しております。
 さらに、旧伊達崎幼稚園園舎を活用した、「農業振興活動拠点施設」につきましても、着々と整備が進み、六次化商品開発はもとより、地元食材を利用した新鮮なメニューを提供するなど、ソフト面にも力を入れながら来春のオープンに向け準備を進めております。本格的に稼働すれば農家所得の向上や町の知名度アップも期待できることから、皆様に長く愛され、親しまれる施設を目指してまいります。
 次に、地域活性化につきましては、先々月、待望の屋根付屋外ステージがふれあい公園に完成し、お披露目として開催した「こおり満福まつり」に町内外から一万五千人もの人々が来場するなど、また一つ新しい賑わいの場が誕生いたしました。
 現在、本町に立地する我が国大手のフクシマフーズ(株)や日立オートモティブシステムズ(株)が相次いで工場増設など多額の設備投資を行っております。町にとりましても税収増や雇用の拡大、ひいては移住・定住者の増加による地域活性化が大いに期待できるものと思慮されることから、町の魅力や定住のための支援策などを積極的にPRし、人口増につなげてまいります。
 また、相馬福島道路につきましては、(仮称)国道四号インターチェンジの開通見込が平成三十二年度と示され、(仮称)福島北ジャンクションの着工式も行われるなど、日増しに整備が進んでおります。これを好機と捉え、本町発展や地域経済活性化のため、インターチェンジの周辺開発を進めてまいります。
 次に、新庁舎建設につきましては、東日本大震災や熊本地震を踏まえ、町民の安全・安心確保のため、国の財政支援の期限となる平成三十二年度中の完成を目指し、旧醸芳中学校跡地に新庁舎を建設してまいります。現在、8月に策定した基本計画に基づき、基本設計に着手したところであり、町民のための庁舎実現に向け、逐次、進捗状況を皆様にお知らせしてまいります。
 次に、高齢者福祉につきましては、桑折いきいきサポートセンター「もんも館」の開所やメタボ予防事業、いきいき百歳体操の拡大など、新たな事業を積極的に展開し、それぞれが好評を博しております。住み慣れた地域で老後を楽しく暮らすためには、何より健康が大切であることから、今後も町民ニーズを的確に把握し、その実現に努めてまいります。
 また、教育分野につきましては、町内4園を統合した幼稚園を四月にスタートさせ、幼児教育の充実を図るとともに、「百マス計算」で有名な陰山英男先生の「陰山メゾット」を各小学校で2学期から導入し、学力向上と生活習慣の確立を図ってまいります。
 これからも、町民一人ひとりが「桑折町に住んでよかった」と実感できるよう、全力で行政執行にあたってまいる所存であります。

 結びに本日、受賞されました皆様方におかれましては、どうか今後ともその豊富な見識と尊い経験を活かされ、それぞれの分野において、なお一層のご尽力を賜りますようお願い申し上げます。
 また、お忙しいところご臨席を賜りましたご来賓の皆様方に厚く御礼申し上げますとともに、御参会の皆様の今後ますますのご活躍とご健勝を心からお祈り申し上げ、式辞といたします。


平成29年11月11日
      桑折町長 高 橋 宣 博