都会では味わえない、自然豊かな田舎暮らし

更新日:2023年02月27日

小山 尚文さん

 

職 業 : 農業(果樹農家)

移住前居住地 : 東京都

移住スタイル : Iターン

活用したサポート : 町の住宅取得補助金、青年就農給付金  など

「農業の面白さは、自然の中で自然を相手に仕事ができること。」

移住を検討したきっかけは、農業にやりがいを感じ、本格的に就農しようと思ったからです。

移住前は、東京で行政書士をしていました。そのときは、定期的に親戚の果樹畑で手伝いをする程度でしたが、そのうち自然の中で仕事ができることや、生産から販売まですべて行うという農業の面白さに気づきました。果樹栽培を本格的に学び、自分の果樹畑を持ち、就農するには年齢的にも今しかないと思い移住しました。

「豊かな自然。思い描いていた田舎暮らし。」

東京で行政書士をしていた時代は、ほとんどがデスクワークでした。しかし、今は自然の中で体を動かしながら仕事をすることができ、家賃などの心配もなくなったので、精神的にも余裕ができたような気がします。また、自然が豊かで、食べ物や水、お酒などおいしいものもたくさんあって、東京の友だちと会うと、「顔色がよくなったね。」と言われることもありました。

コンビニやスーパーもあり、交通アクセスもいいので、生活に不便は感じません。

「桑折町の美味しい桃を味わって欲しい。」

これからは、農地を少しずつでも増やしていきたいと思っています。

そして、いつか都内の人々を招いて農業体験などをしてもらいながら、美味しい桃を味わって欲しいです。繁忙期には、東京に住む父を招いて一緒に農作業をしたり、妻が興味を持っているパン作りなどにも挑戦したいです。

「大切なのは、人と人とのつながり。」

移住するために大事なのは、移住前の人だけでなく移住先の人とのつながりを持つことです。

そのためには、移住を検討している市町村へ何度も足を運ぶことが必要だと思います。私は、就農可能な農地を見つけるのに大変苦労しましたが、結局は知り合いを通じて紹介してもらい、助けられました。農業研修を通じて出会った若手農業者の人たちも大切な仲間になりました。

町内会や地域の行事にも積極的に参加していきたいと思っています。

「移住を検討中の方へ」

移住に当たっては、たくさんの支援制度がありますが、一番のサポートになるのは、人のつながりです。移住を希望する市町村へ何度も足を運び、人とのつながりを大切にしてください。

桑折町は、自然も豊かで星もきれいな、とてもいい町ですよ。

この記事に関するお問い合わせ先

建設水道課 都市整備係

〒969-1692
福島県伊達郡桑折町大字谷地字道下22番地7
電話:024-582-2127
ファクス:024-582-2479
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