果物の小径
果物の小径
町の東方に位置する伊達崎地区は、田園風景が広がっています。春4月、120ヘクタールにもおよぶ一面の桃畑では、まるでピンク色の絨毯を敷き詰めたように桃の花が色鮮やかに彩り、これぞまさに理想郷“桃源郷”のような景観を醸し出します。また、前後してプラムの花、りんごの花などが見られるのも“美味しい果物の郷こおり”ならではのことです。 “花より実”という方には、6月から2月まで、さくらんぼ、桃、柿、りんご、それぞれの旬に味わうことができます。なかでも、桃の収穫は7月下旬から8月中で、その食感は歯ごたえがあるわりに、舌のうえでトロリととろけ、太陽たっぷりの甘さが広がります。
平成8年4月には、皇太子同妃殿下が「こおり桃源郷」の桃の花をご覧になられました。
そんな四季折々に楽しめる果物の郷を散策しながら、桃源郷の素晴らしい景観と美味いものに出会ってみてはいかがですか。
散策ポイント
1.展望台
桑折町のシンボル「半田山」を背景に、一面に広がる果樹園風景を一望できます。
2.皇太子同妃殿下行啓記念碑
平成8年に皇太子同妃殿下が“こおり桃源郷”を散策されたのを記念し建立したものです。愛子様誕生を記念して「子宝の石」が置かれました。
また、平成25年と平成27年には、天皇皇后両陛下の行幸啓を賜りました。行幸啓の記念碑も建立されています。
3.王林(りんご)
こおり生まれの王林は、ゴールデンデリシャスと印度の交配種で、昭和25年に命名されました。国や県などの公共研究所ではなく、個人が独力で育成した日本を代表する青リンゴです。
4.蒸汽の桜
日本有数の花見桜として有名な三春滝桜の芽を接いで植えられたといわれています。
ルート紹介
桑折町の桃をはじめ四季折々の果物の花と果実の味覚を楽しめる“美味しい果物の郷こおり”の果樹園風景に加えて、阿武隈川の雄大な流れと四季の移ろいとともに表情を変える半田山、信達平野、吾妻連峰などの風景を楽しみながら散策できるルート
散策行程(3.0キロメートル:55分)
伊達崎橋
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移動(1.0キロメートル:20分)
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桃の郷ポケットパーク(1)
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移動(0.2キロメートル:4分)
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皇太子同妃両殿下行啓記念碑(2)
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移動(1.8キロメートル:31分)
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昭和大橋
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総合政策課
〒969-1692
福島県伊達郡桑折町大字谷地字道下22番地7
電話:024-582-2115 ファクス:024-582-2479
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更新日:2023年01月16日