全国山城サミットとは

更新日:2023年02月27日

全国の山城が存在する市町村及び関係団体が、情報交換等を通じて親睦と交流を深め、山城の保存方法や観光資源としての山城を活かした地域の活性化を図り、潤いある豊かなまちづくりを進めていくことを目的としています。

1994年に「天空の城」として知られる竹田城跡(国指定史跡)を有する兵庫県和田山町(現在の朝来市)でスタートしました。2020年は長野県上田市で第27回目を迎え、2021年は、福島県桑折町で第28回大会が開催されます。

令和2年11月現在、104団体、162の山城が加盟されています。

桑折大会の特徴

福島県北部の桑折町(こおりまち)に位置する桑折西山城(こおりにしやまじょう)は、戦国時代初期にかけ、東北の大名伊達氏の居城であった山城です。

令和元年に開催された「桑折西山城復元祭」、令和2年の全国山城サミット桑折大会プレ大会「桑折西山城ライブ2020」、そして第28回全国山城サミット桑折大会が開催されました。

桑折大会1日目は、桑折西山城跡を舞台に、史跡見学会や歴史バスツアーをはじめ、同時開催となる「桑折うまいものフェス」の武将隊や音楽アーティストによるステージ、県内外のうまいものを集めた飲食ブースなどが行われました。

2日目は、桑折町ふれあい公園「ピーチウィング」を会場に、城郭考古学者の千田嘉博先生と落語家の春風亭昇太師匠の歴史トークを開催しました。

子どもも楽しめる戦国ワークショップや、国指定重要文化財「旧伊達郡役所」を会場としたコスプレイベント、茶の湯体験など町全体を会場に、盛大に開かれました。

桑折西山城ライブ2020

桑折町ふれあい公園、桑折西山城跡などを会場に、全国山城サミット桑折大会プレ大会「桑折西山城ライブ2020」を令和2年10月11日に開催。俳優の高橋英樹さんと城郭考古学者の千田嘉博先生による「歴史トーク」や伊達武将隊による演武披露、歴史案内人と巡る「歴史散歩」、子どもに大人気の「戦国ワークショップ」など様々な催しを行いました。新型コロナウイルス感染症対策のため、人数を制限しての町民のみの参加でしたが、YouTubeでのリモート配信など新たな試みに挑戦。多くの参加、視聴がありました。

桑折西山城復元祭

桑折西山城跡本丸を舞台に、令和元年9月14日・15日に開催されました。城郭考古学者千田嘉博先生と、福島県文化振興財団副館長飯村均先生による「歴史トーク」や「歴史散歩」、「戦国茶の湯会」や「甲冑体験」などが行われ、県内外から多くの方に参加いただきました。

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