2023年 桃情報

更新日:2023年09月29日

たくさんの応援・ご購入ありがとうございました

  

町では「夢かおり」や「CX」など、珍しい極晩成の品種の桃が、現在も直売所などの店頭に並んではおりますが、ほとんどの桃畑では収穫を終え、来年の収穫の準備に入りました。

今年も、たくさんの桑折町産桃をご購入いただきましてありがとうございました。

今後も「献上桃の郷 桑折町」として、農家様やJAふくしま未来、伊達果実農業協同組合などと協力し合い、町全体で上質な桃の産地を維持していけるよう励んでいきますので、来シーズンも応援よろしくお願いします。

  

「さくら白桃」の収穫始まっています【予定:9月1日頃~9月14日頃】

極晩成の品種となる「さくら白桃」の収穫も始まっています。

「さくら白桃」は、カリっとするほどの歯ごたえが特徴で、果汁・甘味が多く、酸味が少ないため、食味に優れた品種です。また、追熟すると溶質に。果形は、濃紅着色、扁円~円形で特大玉。日持ちも良好な品種です。

品種別の出荷予測については、下記の「今年の品種別出荷予測」を参考にしてください。

今年の桃のシーズンもいよいよ終盤。地域おこし協力隊員は、これまで研修してきた経験を活かしながら、収穫作業だけでなく刈払機や乗用モアに乗って畑の草刈りなどの管理作業にも励んでいます。

【2年目を迎えた高澤さん】
  


【初めての収穫作業を経験した坂田さん】
  


【2年目を迎えた山本さん】
  

「幸茜」の収穫も始まっています【予定:8月25日頃~9月5日頃】

晩成の品種となる「幸茜(さちあかね)」の収穫も始まっています。

「幸茜(さちあかね)」は、果肉は硬くリンゴのような歯ごたえで、果汁が多い。また、甘味が多く酸味は少ない。追熟するともっちりとした食感になり、果形は濃紅着色で円形、特大玉。日持ちも良好な品種です。

品種別の出荷予測については、下記の「今年の品種別出荷予測」を参考にしてください。

  

昨年10月に東京都よりご家族で移住した春木さんご夫婦。桑折町で家族での農業経営を目指し、地域おこし協力隊の裕香里さん(妻)とともに、崇さん(夫)も果実の色づきや熟度などの収穫時期を見極めながら、初めての収穫作業に励んでいます。

  

「なつおとめ」「川中島白桃」の収穫始まりました【予定:8月7日~8月19日頃】

晩成の品種となる「なつおとめ」「川中島白桃」の収穫も始まりました。

「なつおとめ」は、果肉は溶質で緻密。果汁・甘みともに多く、酸味・渋みが少ない。生産拡大中で、今後一押しの品種です。

「川中島白桃」は、果肉はやや粗であるが、酸味が少なく、果汁と甘みが多く、味も濃くて良好。円形で大玉の品種です。

品種別の出荷予測については、下記の「今年の品種別出荷予測」をご確認ください。

   

今年6月に神奈川県より移住した地域おこし協力隊の安藤さんも、初めての桃の収穫を経験し、農業の難しさや厳しさを感じながらも、桃農家を目指して生き生きと活動しています。

   

「まどか」の収穫始まりました【予定:7月28日頃~8月10日頃】

中生品種である「まどか」の収穫も始まりました。

果肉はやや硬め。緻密で甘みと果汁が多い。果実は濃紅着色、扁円形で大玉傾向。日持ちは良好で、追熟すると溶質になり、食味が増進します。

品種別の出荷予測については、下記の「今年の品種別出荷予測」をご確認ください。

町内に2カ所ある共選場はフル稼働です。

  

 

また、地域おこし協力隊の梅原さん(写真上段)と山崎さん(写真下段)も、研修圃場で桃の熟度などを確認しながら、収穫作業に励んでいます。

  

  

30年連続!! 献上桃選果・箱詰式

令和5年度選果・箱詰式02

令和5年7月25日(火曜日)、JAふくしま未来桑折総合支店2階大ホールにおいて今年も、30年連続となる献上桃選果・箱詰式が執り行われました。

式には、JAふくしま未来数又代表理事組合長を始め、同組合佐久間代表理事、西常務、佐藤営農経済委員長、桃生産部会桑折地区役員などのJA関係者のほか、高橋町長、片平町議会議長、亀岡衆議院議員、佐藤農林水産省生産振興審議官、家久来福島県県北農林事務所長、渡邉伊達農業普及所長、佐藤伊達果実農業協同組合代表理事組合長等が参加し、式典後に選果・箱詰を行いました。

福島県は、昭和54年度から天皇陛下や宮家に県産桃の献上を実施しており、平成6年度以降は桑折町産桃が購入先として今日まで継続して指定を受けています。

当日は、朝に収穫した「あかつき」12万個の中から透過式光センサー選果機で糖度・大きさ・着色などで選果した特秀品のうち、特に優良な600個を選別し、さらに人の目で傷や形、色づき等を確認した極上の120個を選び抜き、丁寧に箱詰めしました。

 令和5年度選果・箱詰式02

令和5年度選果・箱詰式03 令和5年度選果・箱詰式04

献上桃は、翌7月26日に天皇陛下や宮家にお届けされることになっております。

※直売所の詳細な情報は、下記の「品種・直売所情報」をご確認ください。

献上桃30年連続の町産桃を内閣総理大臣へ贈呈・表敬訪問

首相官邸トップセールス01

写真提供:JAふくしま未来

令和5年7月24日(月曜日)、献上桃指定30年連続の桑折町産桃を広くPRするため、町、JAふくしま未来、伊達果実農業協同組合の3団体合同で、岸田内閣総理大臣に桃「あかつき」を贈呈するため、首相官邸を訪問しました。

当日は、高橋宣博町長、数又清市JAふくしま未来代表理事組合長、佐藤邦雄伊達果実農業協同組合代表理事組合長、亀岡偉民衆議院議員、大河内2023ミスピーチキャンペンクルーの5名で訪問し、高橋町長が代表して岸田総理にあいさつをし、ミスピーチからの桃贈呈、試食、懇談を行いました。

首相官邸トップセールス02 首相官邸トップセールス03

写真提供:JAふくしま未来

「あかつき」の収穫も始まりました【予定:7月16日頃~8月3日頃】

いよいよ主力品種である「あかつき」の収穫が始まっています。

果汁が多く、香り・糖度等のバランスも良く、上品な味わい。果実は円形で中玉です。桑折町産の「あかつき」は、皇室献上品として平成6年から30年連続で指定を受けています。

品種別の出荷予測については、下記の「今年の品種別出荷予測」をご確認ください。

 

また、「あかつき」の収穫に合わせて、町内に2カ所ある共選場の熱気も増してきており、併設する直売所では、上質な桃を買い求める列が日に日に長くなってきているようです。

直売所の詳細な情報は、下記の「品種・直売所情報」をご確認ください。

「ふくあかり」も収穫開始【予定:7月10日頃~7月23日頃】

「暁星」よりも若干遅れて、福島県発祥の品種「ふくあかり」の収穫も始まっています。

果汁が多く、糖度も高く甘みが強い。果実は円形で中玉。「暁星」と「あかつき」の間に収穫されます。

品種別の出荷予測については、下記の「今年の品種別出荷予測」をご確認ください。

  

地域おこし協力隊1年目の小林さんは、今年初めて桑折町での桃の収穫を研修中。生育状況や熟度など、収穫のタイミングを受入農家のもとで学んでいます。

「暁星」の収穫が始まっています【予定:7月8日頃~7月20日頃】

7月8・9日ごろから、暁星の収穫が始まっています。
果肉は緻密で果汁が多く、「あかつき」と同じような見た目と食味です。

そして、今年2度目の収穫期を迎える地域おこし協力隊の深澤さんは、主力品種「あかつき」の樹の下に反射シートを丁寧に敷き、間もなく始まる収穫の準備を進めています。

品種別の出荷予測については、下記の「今年の品種別出荷予測」をご確認ください。

地域おこし協力隊も収穫しています‼‼

     

桑折町で桃農家を目指す地域おこし協力隊の永傳さん。活動開始してから3年目で、3度目の収穫期を迎えました。昨年の反省点を改善しながら頑張っています。

直売所・品種情報


桑折町桃直売所チラシ(PDFファイル:915.8KB)


収穫時期は、気象条件により変動します。今年は次の表よりも1週間程度早く生育しています。

桑折町桃の品種チラシ(PDFファイル:595.1KB)

 

桑折町観光情報HP【桑折町の桃】

今年の品種別出荷予測


今後の気象条件次第(気温・日照など)で前後する可能性があります。
令和5年度品種別出荷・最盛期予測(PDFファイル:216.6KB)

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興課 農林振興係

〒969-1692
福島県伊達郡桑折町大字谷地字道下22番地7
電話:024-582-2126
ファクス:024-582-1028
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