旧伊達郡役所・誕生祭～タイムスリップフェスタ2023～が開催されました

国指定重要文化財「旧伊達郡役所」の開庁140周年を記念した「旧伊達郡役所・誕生祭～タイムスリップフェスタ2023～」が、11月3日（文化の日）に開催され、県内外から約3,000名が来場しました。

「明治時代を体感しよう」をテーマに、着付け・コスプレ体験や、野点、昔遊びのほか、横浜ロイヤルパークホテル監修の明治ロマン記念カレーや町発祥のリンゴ・王林を使用したアップルパイの提供、町内飲食ブース、野外ステージ、ハンドメイドのワークショップ、スタンプラリーなど様々なブースやコーナーが設置され、来場者は旧伊達郡役所が建築された明治時代に思いをはせ、歴史と文化に触れました。

オープニングステージでは、半田醸芳小学校4年生による「半田銀山祇園ばやし」の披露や、町内の小学生有志「こども歴史案内人」が旧伊達郡役所の歴史について解説しました。

音楽ステージでは、箏奏者・大川義秋さんや、Color☆Riot、町出身のギターデュオ・KOORI Guitarのステージのほか、町民参加コンサートとして、花詩巣（かしす）、Swing Mode、渋谷秀子さんがステージを盛り上げました。

記念式典では、高橋町長が「旧伊達郡役所は町の貴重な歴史遺産。大切に保存に努め、町内外から来館者が増えるよう、活用を図りながら周辺の整備にも努める」とあいさつしました。

さらに、こども歴史案内人を代表して、佐藤煌太さん、永塚奏雅さん、斎藤悠羽さんが旧伊達郡役所宣言を行い、「町の大切な宝物を未来に引き継いでいく」と宣言しました。

町は、国指定重要文化財・町のシンボルである「旧伊達郡役所」を、今後も保存と活用を図りながら、将来に引き継いでいけるよう各種事業を展開していきます。