桑折町水道の歩み

更新日:2018年04月01日

本町の水道事業は、昭和28年産ヶ沢川の表流水を水源として、計画給水人口10,000人、計画1日最大給水量1,500立方メートルで認可を得、昭和30年3月1日より給水を開始した。しかし、昭和35年より、水源上流においてかんがい用水確保のための藤倉ダム建設事業が開始され、水源の移転が生じたため、砂子沢地内より地下水を水源として、併せて給水区域の拡張を図り、計画給水人口15,000人、計画1日最大給水量4,200立方メートルに変更すべく、昭和36年12月に認可を得て事業の変更を行ったが、その後砂子沢地下水の減少を来たし、昭和41年6月、日量2,160立方メートルの水利権を得て水源を再び産ヶ沢川表流水に求め、ダム完成後の水質悪化に対処すべく高速凝集沈澱・急速ろ過方式により、水源の増設変更を実施した。その後給水量の増加に伴い、給水量の増加と併せて給水区域の一部拡張を図るべく、昭和40年12月計画給水人口15,300人、計画1日最大給水量4,500立方メートルの事業変更を行ったが、砂子沢の水源能力の低下と給水量の伸び等により、需要と供給にアンバランスが生じ始めると同時に未給水区域からの水道敷設要望も高まり、昭和53年12月に水道施設整備基本計画を策定し、昭和57年6月計画給水人口14,000人、計画1日最大給水量6,440立方メートルで変更認可を得、総事業費10億1千400万円の第3次拡張事業を実施。

しかし、水源の確保、需要の増大、施設の老朽化、福島地方水道用水供給企業団より浄水受水における施設整備に伴い、平成14年より第4次拡張事業を実施し現在に至っております。

産ヶ沢川の写真

産ヶ沢川

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