「こおり新時代」を目指して 総合計画概要版作成

更新日:2018年03月02日

高橋町長の写真

東日本大震災と原発事故災害に被災された皆さんに心よりお見舞い申し上げます。

原発事故の収束と放射能汚染の克服なくしては、私たちの郷土(ふるさと)・桑折町の復興を成し遂げることはできません。

そして、復興の道程は「桑折に生まれ、桑折で育ち、安心して住み続けられる平穏な日常を取り戻し、豊かな恵みの大地が再生するまで」終わることはありません。

こうしたことから、大災害発生以前に策定した桑折町新長期総合計画の継続は困難であると決断し、平成23年5月に新しい総合計画の策定に着手しまた。策定作業は震災や原発事故災害に伴う緊急的対応等に追われながら、刻一刻と変化する情勢の中での作業でありましたが、平成24年2月13日に桑折町振興計画審議会からの答申を得て原案を決定し、町議会の議決を経て策定に至りました。

私は、日本人の気概、そして桑折町民の絆をもって桑折町総合計画「復興こおり創造プラン」を推進し、「町土の除染なくして復興なし」・「町民の健康なくして復興なし」・「町民の安心なくして復興なし」の三大スローガンのもと、『未曽有の大災害を克服し、やすらぎと希望に満ちた “こおり新時代” 』の確実な実現を目指してまいります。

この未曽有の国難ともいえる大災害の時こそ、町民の生の声を正面から真撃に受け止め、多くの課題と教訓から行政のあるべき姿を学び、弱い立場の方を守り、町民の皆さんに寄り添い、頼りにされる行政執行に努めてまいりますので、特段のご理解とご協力を心からお願い0申し上げます。

そして、本計画第1年次となる平成24年度を「復興と再生への元年」と位置付け、明日への希望をすべての町民の皆さんと共有し、復興・再生の旗を高く掲げて、不退転の覚悟を持って全力で取り組んでいくことをお誓いします。

このたび、町民の皆さんに桑折町総合計画「復興こおり創造プラン」の内容をご理解いただくため、概要版を町内全世帯へ配付させていただきます。

大災害を大きな跳躍力に変えた「復興こおり」、町民みんなが将来にわたって住み続けたいと実感できる、新しい桑折町を一緒に創り上げていきましょう。

平成24年7月

桑折町長 高橋 宣博

<p>復興こおり創造プラン</p>の表紙画像

復興こおり創造プラン

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