「町民に寄り添い、頼りにされる役場」をめざして 第5次行政改革大綱策定

更新日:2018年03月02日

 町民の皆様、そして桑折町を見守り応援して頂いている皆様方には、町政各般にわたって特段のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 さて、東日本大震災と原発事故災害の発生から、二年が経過しました。この間、町行政の最上位計画として新たな「桑折町総合計画(復興こおり創造プラン)」を策定し、町内会長様をはじめとする町民の皆様と町議会、各種団体や関係機関等の多大なご理解、ご支援のもと、復旧・復興に向けて全力で取り組んでまいりました。経験則を有しない未曾有の大災害により強いられている困難からの克服のため、町一丸となった前進を図っているところではございますが、未だ解決すべき課題に日々直面している状況にあります。今後とも遅滞なき決断と実行により、将来を担う子どもたちの健康と全ての町民の安心した生活を守るべく、全力を傾注していく覚悟でございます。

 本町においては、これまでも数次にわたって行政改革に取り組んでまいりました。しかし、今後も厳しい財政運営が予想されることや、被災状況下にある本町を取り巻く様々な情勢の変化への対応を図るためにも、さらなる行政改革に取り組む必要があります。そのため、「桑折町総合計画(復興こおり創造プラン)」に掲げる施策の効率的・効果的な実現を図る目的から、取り組むべき改革の指針として、このたび「桑折町第5次行政改革大綱」を策定いたしました。

 本大綱では、まず『「町民に寄り添い、頼りにされる役場」をめざして』をスローガンとして掲げ

  1. 「職員の資質向上と組織風土の改善」
  2. 「効率的・効果的な行政運営の確立」
  3. 「情報発信の促進と協働の推進」
  4. 「健全な財政運営の推進」

の4つの基本方針を柱に、全庁体制で計画的な取り組みを進めていくこととしております。行政改革推進懇談会をはじめとする町民の皆様からの声を真摯に受け止め、取り組みに反映していくとともに、進行管理を徹底して、着実な推進を図ってまいります。

 最後に、全職員が行政に寄せられる期待と責務を強く自覚し、やすらぎと希望に満ちた“こおり新時代”の確実な実現に一路邁進していく決意をあらためて申しあげまして、第5次行政改革大綱策定にあたっての挨拶といたします。

平成25年3月

桑折町長 高橋 宣博

第5次行政改革大綱
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