平成28年新年のごあいさつ

更新日:2018年08月10日

平成28年新年のごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。

 平成28年の年頭にあたり、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。

 旧年中は皆さん方には、町政各般にわたり、特段のご理解とご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。

昨年は、昭和30年1月に1町3ヶ村が合併し新しい桑折町が誕生してから60周年を迎えました。思えば「平成の合併」の潮流に流されることなく「単独立町」の道を町民皆さまとともに歩み、さらには、国難と言うべき大災害を克服すべく、町民の絆をもって心ひとつに手を携えて乗り越えてきたことを振り返る時、誠に感慨深く、あらためて今に生きる私たちが将来に向けて背負う責任の重さを痛感している所でもあります。

また、昨年は「町制施行60周年記念式典」を皮切りに、戦後70年平和祈念「戦没者追悼式」や「在京桑折会」など1年を通して各種記念事業を展開してまいりました。また、7月16日には平成25年度に引き続き天皇皇后両陛下の行幸啓を賜り、桃畑にて直接、桃生産者へ励ましのお言葉をいただきましたことは、本町の大きな誇りであるとともに、生産者をはじめ関係者にとりましても、大きな喜びであり励みとなり、町民の皆さまをはじめ、本町を応援して頂いているすべての方々と喜びを分かち合う1年でありましたが、今後とも、記録と記憶を風化させることなく、本町のこれまでの歩みをしっかりと次世代へ伝えてまいります。

さて、迎えました本年は、未曽有の大災害を克服すべく策定いたしました桑折町総合計画「復興こおり創造プラン」の最終年次となります。この間、職員一丸となって着実にその推進を図ってまいりました。今日、復興が実感できる所となりましたのも、ひとえに町民皆さまのご理解とご協力の賜と厚く御礼申し上げます。本年は「復興こおり創造プラン」の“総仕上げの年“として、復興のスピードをさらに加速し、復旧・復興から、その先の輝かしい未来を展望する町政施行に邁進してまいります。

また、昨年10月、本町においては、地域経済の発展や活力ある地域社会の形成、そして人口減少を克服するため「桑折町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定しました。その基本理念は「若い世代が希望をもって暮らせるまち」「子育て世代が安心して暮らせるまち」「町民みんなが健やかに暮らせるまち」です。今後5年間、産業活性化、雇用確保、移住定住促進や結婚・出産・子育て支援など諸施策に集中的に取り組み、概ね20年後に人口1万人の維持に努めてまいります。

時代は、今まさに大きな転換期を迎えています。と同時に、まちづくりもまた新たなステージへ入ってまいります。私は、引き続き、すべての町民が復興を実感でき、生涯にわたって住み続けたいと思える夢と活力ある「こおり新時代」を実現すべく、全力で町政執行にあたってまいりますので、皆さまのご理解とご支援を宜しくお願い申し上げます。

平成28年1月4日

桑折町長 高橋宣博

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