桑折町役場新庁舎開庁式

更新日:2022年10月03日

  新年あけましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、希望に満ちた輝かしい新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。

  今日のよき日に、皆さまご臨席のもと、わが町の新たなランドマークとなる役場新庁舎の開庁式を挙行できますことは、誠に喜びに堪えません。

  さて、旧役場庁舎は、奇しくも私が生まれた昭和32年に建設され、町民の皆さまに親しまれながら63年もの永きににわたり、本町の行政機能の中核としてその役割を担ってまいりましたが、人口減少社会の中で自立・自律の町を目指す本町に相応しく、町民に寄り添い、頼りにされる「町民のための庁舎建設」を決意し、平成28年度に新庁舎建設事業に着手、令和元年には庁舎本体建設に着工し、昨年10月、当初の予定どおり完成、引き渡しを受けたところであります。

  本日滞りなく開庁できますことは、町民の皆さまをはじめ、関係機関や事業者各位のご理解並びに多大なるご支援・ご協力の賜物と、改めて深く感謝申し上げます。

この庁舎は、昨今の行政需要に迅速、かつ、機能的な対応ができることはもちろんのこと、すべての来庁者が利用しやすいバリアフリーやプライバシーへの配慮をはじめ、太陽光発電・地中熱などの再生可能エネルギーの活用や地元半田山産ひのきの壁材利用など、SDGsの理念を踏まえ環境に配慮した設計であるとともに、町民ロビーは、各種団体への貸出など、町民活動の場としての活用を想定した造りとなっております。

  また、有事にあっては、最大震度にも耐えうる耐震性を有し、非常用発電機や備蓄倉庫、国・県とのテレビ会議システムなどを備えた「災害時に強い防災拠点となる庁舎」として町民の安全・安心を支えてまいります。

  この立派な庁舎において、それに相応しい質の高い行政サービスの提供はもとより、これまで以上に愛される役場を目指し、全職員が一丸となり「住み続けたいまち 住みたいまち 桑折」の実現に向け取り組んでまいります。

  未だコロナ禍の出口が見通せない中ではありますが、今年は、東日本大震災・原発事故災害から10年の節目の年であるとともに、相馬福島道路全線開通となる年であることから、「こおり新時代」の歩みを一層加速させるべく、町民の皆さまと共に町政運営に邁進してまいりますので、今後ともご高配を賜りますようお願い申し上げます。

  結びに、本町の未来永劫限りない発展と、町民の皆さまの平和と安寧をご祈念申し上げ、あいさつといたします。

令和3年1月4日               

桑折町長  高 橋  宣 博

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