登録企業・団体紹介

更新日:2023年02月24日

かけがえのない自然を守りたい 安全な廃棄物処理で環境保全に貢献

福興産業株式会社

福興産業株式会社

「何でも気兼ねなく話せて、和気あいあいとした職場です」と話す若手社員の皆さん

「桑折町SDGs登録制度」の第1号となった福興産業株式会社。「産業資源循環社会の構築」をモットーに、主に一般産業廃棄物と医療廃棄物の中間処理や収集運搬を行っています。
世界でSDGsが叫ばれるようになる前から、環境保全に目を向け、廃棄物の適正処理や低公害車の導入などにいち早く取り組んできました。近年はコロナ禍による感染性廃棄物の増加の影響もあり、より一層環境に配慮した安全な処理を心掛けています。
未来を担う入社2年目の大平元気さんは「当社の事業はSDGsに直結するものばかり。これまで通りただ業務をこなすのではなく、一つ一つの仕事にSDGsの理念を意識することが大切。そこで得られる新たな発見をもとに、さらに地域や世界に貢献していきたい」と力を込めます。
代表取締役社長の山川憲彦さんは「環境カンパニーとして地域と共生し、事業を通して社会に広く貢献したい。子どもたちに豊かな未来を残すために、社員一人一人が意識を高め、SDGsを通して持続可能な社会の実現を目指したい」と思いを語りました。

低公害車を積極的に導入するほか、環境にやさしい運転を心がけています。

福島ファイヤーボンズへ協賛
し、地域の子どもたちとの交流の機会を作っています。

社員のスキルアップのために、外部講師による研修会や資格取得支援を実施しています。

コロナ禍、ウクライナ侵攻― 今だからこそ必要とされる活動を

桑折ライオンズクラブ

クラブ活動の他、それぞれの会社や事業所でも、積極的にSDGsを推進する皆さん

桑折ライオンズクラブは、SDGsの達成に向けて、さまざまな活動に取り組んでいます。近年は、主に子どもたちへの支援に力を入れ、事故や病気で髪を失った子へウィッグ(かつら)を贈るヘアドネーションや、健全な教養育成のため、中学生へ図書を贈る活動など、幅広く事業を展開しています。
特に、今年度は、「今だからこそ必要とされる活動」として、コロナ禍で活動休止が続いた「桑折町子ども食堂」を励まそうと、炊飯器や電子レンジなどの調理家電を寄贈しました。また、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、町内の小中学生を対象に、平和を考えるポスター展も実施。同団体で監事を務める和泉守昭さんは「独創的な作品が集まった。世界中の人が手を取り合って、みんなで輪になる絵が印象的だった。子どもたちが戦争の悲惨さを知り、平和の大切さを考える良い機会になったと思う」と話しました。会長の佐藤徳雄さんは「これからも情勢を踏まえて、できるところからSDGsに取り組みたい。行政や商工会らとベクトルを合わせて、町全体へ理念を浸透させていきたい」と意気込みました。

例会時にSDGs バッジを着用し、専門講師を招いて勉強会を開き、意識を高めています。

病気や事故で髪を失った子どもへウィッグを提供するヘアドネーションに取り組んでいます。

コロナ禍によって活動が制限されたこども食堂に、調理用電化製品を贈りました。

未来を生きていく世代として 日々の学校生活でSDGsを実践

醸芳中学校

「私たちが大人になるころ、さらに楽しく住みよい社会になるといいな」と未来を語る皆さん

 「社会全体で世界を変えようとしている、この時代に生きてよかった」と話す醸芳中学校新旧生徒会の皆さん。これから未来を生きていく世代として、環境汚染やジェンダー問題など、世界で起きている出来事を自分事と捉え、SDGsに取り組んでいます。
授業で学んだSDGsの考え方を、あらゆる場面に取り入れて即実践。学校にある廃材を使って、教室の温度を調整し、学習環境を快適にしたり、給食の食べ残しを減らそうとみんなで声を掛け合ったり、性別に関係なくみんなが自分らしく過ごせるよう、制服の在り方について議論したり、「身近なことから」を合言葉に、SDGsを意識して学校生活を送っています。
最近では、世界平和を願い、生徒会が中心となってウクライナ支援募金を行いました。新会長の斉藤莉子さんは「これからも生徒会で何かできないか考え、学校を引っ張っていきたい」、旧会長の吉田楓さんは「十分な教育を受けられる国に生まれたおかげで、SDGsについて学べた。世界中の問題を解決するため、この学びを日々の生活に活かしたい」と力強く語りました。

食品ロスを減らすため、クラスで声を掛け合い、給食食べ残しゼロを目指しています。

生徒会が中心となり、みんなのための校則づくりや募金活動に取り組んでいます。

学校にあった廃材を利用して、教室の温度を調整し、快適でエコな学習環境を整えています。

何気ない取り組みがSDGsに― 身近な場面で自分たちらしく挑戦

醸芳小学校

6年生が中心となり、SDGsを学んでいます

醸芳小学校では、普段の学校生活の中で、SDGsを意識しようと心がけています。
毎週水曜日に行う「はやぶさ活動」では、健康な体づくりを意識して、今年度はなわとびに取り組んでいます。給食の時間は食材に感謝して、食べ残しがないよう声をかけ合い、「醸芳タイム」では、遊びや奉仕活動を通して、学年を超えた交流を深めています。何気ない活動も、考えをたどるとSDGsにつながるものが多くあります。さらに意識して目標達成を目指したいです。

「はやぶさ活動」では、健康な体づくりを意識して、今年度はなわとびに取り組んでいます。

「醸芳タイム」では、遊びや奉仕活動を通して、学年を超えた交流を深めています。

食品ロスを減らすため、地元で採れた食材に感謝して、給食食べ残しゼロを目指しています。

すべての委員会でSDGsを実践 知恵を出し合って、楽しく取り組む

半田醸芳小学校

委員会活動を通して、楽しく取り組んでいます

半田醸芳小学校では、主に委員会活動を通してSDGsに取り組んでいます。
図書委員会では、環境に関する本を各学級に配布し、牛乳パックを再利用して本立てを制作。企画委員会では、朝のあいさつ運動で手作りのSDGsカードを全校生に配布し、栽培飼育委員会では、給食の残菜を飼料にするなど、それぞれの場で知恵を出し合い、工夫を凝らして活動しています。今年度から「ふくしまゼロカーボン宣言」に取り組み、学校全体で意識を高めています。

栽培飼育委員会では、バケツに水を汲んで、節水を心がけながら洗い物をしています。

図書委員会では、環境保全に関する本を各学級に配布し、SDGs の学びを深めています。

放送委員会では、ふくしまゼロカーボン宣言のもと、食べ残しゼロや節電を呼びかけています。

育ててくれた学校や地域への恩返し 全校生一丸となってSDGsを推進

睦合小学校

SDGs推進リーダーを務める6年生の皆さん

睦合小学校では、「卒業プロジェクト」と題し、6年生が推進リーダーとなってSDGsに取り組んでいます。
委員会活動の一環として、節電や節水に努め、世界で起こる環境問題や戦争、福祉について学習するほか、各学年ごとに具体的な活動目標を掲げ、全校生一丸となってSDGsを推進しています。小学校生活最後の年に、お世話になった学び舎や町への恩返しの気持ちとして、心を込めてできることに取り組み、下級生へSDGs のバトンをつないでいます。

保健委員会では、ポスターを作成し、節電・節水や食べ残しゼロなどを呼びかけています。

図書委員会では、SDGsに関する本の紹介コーナーを設置し、SDGs の学びを深めています。

放送委員会では、世界の国々で起きているニュースを収集し、校内放送で発信しています。

イラスト大会や地域活動も― 児童のアイデア詰まった多彩な取り組み

伊達崎小学校

環境委員が中心となり、工夫して取り組んでいます

伊達崎小学校では、工夫を凝らした独自の取り組みが盛んです。
例えば、絶滅危惧種や海の生き物の生態を調べ、絵を描くことで理解を深めるSDGsイラスト大会」や、学校外でもSDGsに取り組むべく、家庭や地域の資源回収で空き缶のプルタブを集め、収益金を町の福祉活動のために寄附しています。他にも、男女差別をなくそうと、性別に関係なく、全員を「さん」付けで呼び合うなど、自分たちでアイデアを出し合い、積極的に取り組んでいます。

「SDGs イラスト大会」を行い、絶滅危惧種や海の生き物の生態について理解を深めています。

家族や地域の皆さんと協力して空き缶のプルタブを集め、町の福祉のために役立てています。

「元気の木」運動を行い、すてきなあいさつをした人をカードに書いて紹介しています。

誰もが幸せを実感できるまちを目指して 地域のつながり・互助を育む

桑折町社会福祉協議会

協力して作った「だんごさし」を眺めて心和やかに

当協議会は、町の皆さんが心の豊かさと幸せを実感できるように、一人一人に寄り添った福祉サービスを展開しています。併設するデイサービスセンターでは、要支援・介護者に対し入浴や食事、レクリエーションなどを実施。また、高齢者や母親を対象にしたサロン活動では、地域交流の輪を広げたり、各種健康講座やボランティア活動では、地域福祉の担い手を育成したりなど、地域のみんなで助け合い、誰もが健康で安心して過ごせるまちを目指しています。

誰もが心の豊かさと幸せを実感できるように、地域の互助を大切に、福祉活動を展開します。

住民の個別ニーズをすくい上げ、困りごとを抱える人々に寄り添い、伴走型の支援をします。

住民向けの研修会を開き、福祉に対する意識の向上や地域福祉の担い手の育成を目指します。

地域の団結力が防災力 自分たちの手で桑折の安全を守る

桑折町消防団

万一の事態に備えて、真剣に消火訓練に取り組む

当消防団は、「自分たちのまちは自分たちで守る」という精神に基づき、安全安心なまちづくりに貢献しています。火事や災害発生時には一刻も早く現場へ向かい、消火や救助に当たります。平常時は、規律訓練を通して技術習得に励むほか、定期的に夜警パトロールをし、防火・防犯を呼びかけたり、子どもたちに防災教育をしたり、SNSを通じて広報活動を行うなど、目標の一つである「住み続けられるまち」を目指し、団結して防災力向上に取り組んでいます。

安全安心なまちづくりのため、消防車両で町内を巡回し、防火防犯を呼びかけています。

子どものうちから防災意識を高めるため、女性消防隊が幼稚園で防災教育を行っています。

町の大切な資源を守るため、半田山自然公園や旧伊達郡役所などで、消火訓練を行っています。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策課 政策推進係

〒969-1692
福島県伊達郡桑折町大字谷地字道下22番地7
電話:024-582-2115
ファクス:024-582-2479
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