夫婦で歩む農業道「家族経営協定」促進

更新日:2023年02月02日

町内で農業を営む蓬田利昭さん、愛子さん夫妻に、第63回福島県農業賞(農業経営改善部門)が贈られました。この賞は、長年にわたり培った経験をもとに、県内農業の発展に貢献している経営体に贈られるものです。
蓬田さん夫妻は、伊達崎地区に10か所以上ある樹園地で、「あかつき」をはじめとした10品種の桃を栽培し、安定した収量の確保と長期間の出荷に取り組んでいます。品種により栽培場所を分けることで、せん孔細菌病や凍霜害などの被害を最小限に抑えるなど、高品質な桃を切れ目なく出荷するために、試行錯誤を重ねてきました。長男の宗弘さんも就農し、経営を支えています。
利昭さんは「地道に続けてきたことが評価されて、とてもうれしい。将来は、息子に経営をしっかりと継承し、責任をもって町の農業を守り続けてほしい」と話しました。

家族経営協定について

蓬田さんも結んでいる「家族経営協定」。
桑折町では、家庭内において女性や子どもの地位を確定するため、農業経営改善計画認定申請・更新時に、家族経営協定の促進を図っています。
家族経営協定とは、家族農業経営に携わる各世帯員が、意欲とやり甲斐をもって経営に参画できる魅力的な農業経営を目指し、経営方針や役割分担、家族みんなが働きやすい就業環境などについて、家族間の十分な話し合いに基づき取り決めるものです。
今後も、誰もが働きやすい環境づくりのために、引き続き働き方の支援を進めていきます。

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